■非行などの問題傾向

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 港区の中学生の非行問題傾向をつかむため区内6警察の非行少年補導状況資料を参考にその傾向をながめてみる(この資料は区内居住者とあるが、かならずしも本区立中学生のみをさしていない。また非行少年とあるが、その少年は中学生だけとは限らない。)。
 [図46]で不良行為では「深夜はいかい」「喫煙」が高い数値を示している。また刑法犯では「窃盗」が最も多い。悪質な非行行為は他区に比較すると少なく、全体としての補導件数も少ない。しかし非行は広域化しているため、指導に当たって他区や区内他地域との連携が必要となった。
 生活指導上これらの問題行動に対応した取り組みについてながめてみよう。

[図46]非行少年等の補導状況・昭和56年
港区内6警察資料による。ただし、()内は港区居住者延べ人数。