時代の移り変わりでみると、昭和44年度は「安全指導」に力を入れていた。
昭和55年度になると「思いやりの心の育成」「奉仕活動の増進」など、自己のみでなく他への働きかけが重視され、態度や心の育成に力がいれられている。
昭和60年度では、「生徒理解」に立った「自他の尊重」や「主体性や積極性の育成」が望まれている。「正義感の育成」などは、いじめに対する対応として評価されよう。
自己の生活態度の確立から、自他の尊重へと強調点が変わってきたことがわかる。
[図47]生活指導の重点 港区立中学校
■生活指導の重点