独立園の誕生

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 港区では、小学校との併設を原則としているが、小学校の施設・規模などの関係から、小学校の敷地外に独立園舎を設けている園が5園ある。
 この5園を古いものからあげると次のとおりである。
 
 中之町幼稚園 明治23年5月3日開園
 三光(さんこう)幼稚園  昭和40年4月1日開園
 青葉幼稚園  昭和40年4月23日開園
 白金台幼稚園 昭和49年4月1日開園
 高輪幼稚園  昭和50年4月1日開園
 
 五つの独立園舎をもつ幼稚園のほかに、西桜幼稚園は新橋福祉会館に、港南幼稚園は港南児童館に、青南幼稚園は青山社会教育会館に併設されている。
 幼稚園教育の充実と拡充から、独立園の設置をとの希望もあり、本区としてもこれに対応して昭和50年4月高輪台小学校に併設されてあった高輪幼稚園を独立園とし、更に同59年4月白金小学校の併設園を白金台幼稚園として独立させ、2園が新たに誕生を見ている。これらの幼稚園のうち高輪幼稚園を例示すると次のとおりである。
 昭和50年4月1日に創立、4歳児、3学級園児数108名で教育活動が始まった。
 その後、昭和51年3月に、二つの保育室が増設された。昭和51年4月1日、専任園長が就任し、独立園となり、6学級編成で、園児数は216名であった。
 園の概要 園舎施設 鉄筋コンクリート造2階建
 敷地面積 1213・076平方メートル
 建築面積 488・301平方メートル
 保育室6、遊戯室1、便所3、倉庫3、職員室1、主事室1、管理人室1
 
 独立園は、小学校から独立した園舎を持ち、規模も大きいことが特色である。
 
関連資料:【学校教育関連施設】