私立幼稚園の設置状況と変遷

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 区内にある私立幼稚園の設立状況を[図4]でみると第2次世界大戦前の設立が7園、戦後が17園となっている。更に昭和22年(1947)から昭和30年にかけて続々と創立され、昭和39年以降、区立の幼稚園が次々と開園されるに及び私立幼稚園の新たな開園がみられなくなった。
 昭和58年ごろから園児数の減少に伴い、定員に満たない幼稚園も増えてきている。また、地域によっては、園児募集中止園や廃止園が出てきている。

[図4]私立幼稚園一覧

 港区では、港区内に居住し、区立又は、私立の幼稚園に通園させている保護者で、特別区民税の所得割額が一定額以下の場合、その所得額に応じて、保育料を減免した。また、港区内に住民登録をしている人で子どもを私立幼稚園に通園させている保護者には、保育料の補助金をだした[注釈3]。
 
関連資料:【図表および統計資料】学校教育 幼稚園の定員と幼児数
関連資料:【学校教育関連施設】