昭和53年度から、区立25園を次の3ブロックにわけ、各ブロックごとに、「公開保育」を年度ごとに実施した[注釈8]。
① 桜田、西桜、鞆絵(ともえ)、神明、竹芝、芝、赤羽、南海、芝浦の9園
② 白金台、三光(さんこう)、神応(しんのう)、港南、麻布、南山、本村、高輪の8園
③ 筓(こうがい)、飯倉(いいぐら)、東町、氷川、赤坂、中之町、青葉、青南の8園
公開保育では幼児の登園から降園までの様子を公開し、各ブロックの教員がそれを観察し、午後は設定された研究課題のもとに協議を行った。
この方法は相互に幼稚園の指導や運営の実際を報告して自園の向上を図るよい研修の場となるよう図られたのである。これは指導法の改善など教育効果の向上に大きな役割を果している。
関連資料:【学校教育関連施設】