養護学校の新設

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 都立港養護学校(港区港南3―9―45)は、昭和57年(1982)3月3日設立、同年4月1日港区南麻布1―5―28の仮校舎で開校した。それにより母体校の都立青鳥養護学校港分校(昭和49年4月1日開設)ならびに都立立川養護学校品川分校(昭和49年4月1日、品川区上大崎1―19―19、品川区立第三日野小学校内に設置)は昭和57年3月31日閉校した。そして昭和58年6月3日、新校舎が現在地に竣工し移転した。昭和60年現在、小学部6学級、児童数45名、中学部3学級、生徒数21名である。
 児童・生徒の多くは精神薄弱、情緒障害で、その他疾病(しっぺい)などによる発達障害、肢体不自由などの重度障害児が在学している。同校は社会の一員として心身ともに健康でたくましく生きてゆける子どもの育成をめざし、学校運営に研究活動に全校あげて取り組んでいる。