指導室・教育センターの事務分担

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 教育委員会事務局は、時代の急速な進展と地域社会の急激な変貌により教育問題が多様化する中で、区民の要請に迅速かつ適正に対応するように努めてきた。
 とりわけ、学校や児童・生徒の教育活動に密接な役割をもつ指導室は、学校運営及び教育指導の改善、充実ならびに教職員の資質、能力の向上のため指導、助言に努めてきた。昭和43年度に3名の指導主事が分担した業務を列挙すると、次のとおりである。
 
  昭和43年度指導事務の分担
  校長会  教育経営協議会  教頭会  教育センター  教育課程  教育課程研究集会  健康教育  幼稚園教育  科学教室  移動教室  校外学習  教育相談  教務主任会  教育研究員  派遣生  視聴覚教育  評価  生活指導  安全教育  道徳教育  特殊教育  学校訪問  教科書センター  教育資料  夏季施設  都研等主催研修  連合行事  使用教材届出  研究奨励費
 なお、昭和44年以降、教育指導行政の役割と責任はますます大きくなり、指導室及び教育センターは、各種の研修、委員会、学行事などを新規に設け、年を追うごとに指導業務は増大していった。
 
■教育センター
 教育センターは昭和50年度に移転し逐次機構の改善が行われてきた。更に、学校教育の充実振興に寄与するため昭和57年度に大幅な改革が行われ、[図4]のような機構となった。

[図4]教育センターの機構

関連資料:【文書】教育行政 教育委員会事務局組織(5)
関連資料:【学校教育関連施設】