昭和50年度、調査研究委員会などの大幅な見直しを行い、「教育史研究室」を新設した。そして区内各校・園並びに家庭などに保管されている教育資料の収集複写を行ったのが、港区教育史編纂事業の始まりである。
その後、昭和57年度に「教育史研究室」の活動を、調査研究部門から切りはなし、新たに「港区教育史編纂室」として発足させて、編纂事務を推進した。
編纂室は、発足当時は編纂室長1名、監修者1名、参与1名、編纂員5名、編集委員8名、表記委員3名、事務局員2名で組織されていたが途中委員室員の補充を行いながら史料の収集、整理、保管と活用による記述、編集を進め、刊行のための努力をしてきた。