設備の近代化

316 ~ 317 / 429ページ
 昭和40年代から50年代にかけて設備の近代化の行われたものに視聴覚教育機器がある。本区では教育指導の効率化と教育環境の変化に対応していくために、教育機器の整備充実につとめている。
 教育機器のうち反応分析装置(アナライザー)[図25][図26]は本区では三光(さんこう)小学校が昭和46年に初めて導入し翌年麻布小学校が導入している。続いて各校が導入し現在14校に設備されている[注釈16]。中学校では昭和46年に芝浜中学校に導入されたのがはじめで、その後6校に設置された。また中学校では語学演習装置(ランゲージ・ラボラトリー・LL装置)の導入がある。この装置を最も早く導入したのは赤坂中学校で昭和38年である。
 他の学校は昭和48年から56年にかけ、年次計画で導入し昭和56年度に全校に導入が終っている。区ではこれらの装置のほか、据置型カラーVTRは全校に設置、親子式テレビの全教室カラー化、16ミリ映写機の増設(小・中学校)を全校に行った。デスクオルガン、グランドピアノの購入、反応分析装置(アナライザー)の未設置校への導入、電子オルガンの整備などを行う予定である。

[図25]アナライザー教室


[図26]アナライザー

関連資料:【図表および統計資料】教育行政 教育機器・ICT機器の設置状況
関連資料:【学校教育関連施設】