■夏休み子ども会

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 夏季行事としての緑蔭子供会は、慶応義塾大学、明治学院大学などの学生たちの手によって、40年代も続けられてきたが、子ども会育成の見地から、内容を改め、昭和47年度に再出発することとなった。しかし、参加者が少ない、指導者の不足、会場確保ができないなどの理由で、翌48年をもって廃止された。長い歴史を持つ夏の行事であったが、時代の趨勢(すうせい)はいかんともしがたく、惜しまれつつその幕を閉じたのである。
 ちなみにこの両年度における内容は、ペープサートクラブ、人形劇クラブ、影絵のつどいなどであり、区内10会場でそれぞれ3~4日間ずつ実施された。指導は前述の大学のほかに法政大学、実践女子大学、東洋英和女学院短期大学の学生及び、みなとユネスコクラブの青年たちによって実施された。