中学校の心身障害学級の卒業生を対象に、社会生活への適応を図る目的で、青年学級が開設されたのは、昭和41年のことである。初め第5青年学級として高松中学校に開設されたが、44年度から城南中学校に会場を移した。
青年学級の開設数の減少に伴い50年度に第4青年学級と改称し、57年度から「いちょう学級」と名称を変えた[注釈5]。
開設当時は50名を超える学級生が在籍したが、昭和60年では10名前後となっている。なお学習内容は、生活上の諸問題についての話し合い、料理、ペン習字、手芸などの実習、他学級との交流など多方面にわたり、隔週の日曜日に学習を続けてきた。