■かもめ通信

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 幼児期における家庭教育の重要性に鑑(かんが)み、より多くの若い両親に学習の機会を提供するため、3歳児を持つ家庭に「しつけのポイント」についての小文を送付する事業が昭和48年から実施されている。従来の社会教育事業は、そのほとんどが集合学習の形態をとっていたが、これは「届ける社会教育」という発想に立つものであり、23区では初めての試みとして注目を集めた。
 当初は毎月1回のはがき通信と年度末のリーフレット送付、それに講師を囲んでの「しつけ相談」(年2回)であったが、現在は隔月のはがき通信としつけ相談(不定期)を実施している。なお54年度から、区民一般に家庭教育に対する認識を深めるため、「家庭教育を考える」というコラムを隔月に区報『みなと』に掲載している。