■各種大会

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 体育協会主催による各種目の大会は春・秋を中心に実施されていたが、区教委独自の大会として次のようなものが行われた。
 都民体育大会港区予選会 毎年5月下旬から6月中旬にかけて、駒沢オリンピック記念運動場を中心に行われる都民体育大会の予選会を実施している。ちなみに昭和44年度は11種目の予選会が行われ、1109名の参加を得たが、49年度では4種目、321名と低迷した。しかし、58年度には10種目1110名と回復している。
 小・中学生野球大会 防犯協会、地区委員会などの主催で地域の少年野球大会は従来から行われていたが、区内全域から出場チームを募って夏休みに小・中学生の野球大会が持たれるようになったのは、30年代に入ってからである。43年度には小学生21チーム、中学生12チームが参加した。野球場の整備がすすむにつれて参加チームも増加し、47年度では、小学生28チーム、中学生18チームであった。
 ママさんスポーツ大会 家庭婦人を対象とする競技会は、43年度から「ママさんバレーボール大会」[図11]、44年度から「ママさん卓球大会」、そして47年度から「ママさんバドミントン大会」が順次実施されるようになった。主婦のスポーツ熱の高まりを受けて始められたものであるが、それぞれ当初より参加者が多く、PTA、地域婦人団体、同好会などのチームによって熱戦がくり広げられている。現在ではそれぞれ、春、秋2回の大会が持たれている。

[図11]ママさんバレーボール大会