■婦人学級企画運営委員会

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 国際婦人年の一環として、婦人自らの手による学習の創造という趣旨から公募による委員会が昭和53年度に設置された。区報を通じて募集したところ、婦人団体リーダー、一般婦人など十数名の応募があり、婦人学級の企画、運営が婦人たちの手にゆだねられることになった。当初ははじめての経験であるため、なにかととまどうことが多かったが、年輪を重ねて、広報紙づくり、講師選定など、また話し合いの司会、学習の記録等々、学習にかかわるすべてにわたって力量を発揮してきた。
 委員会発足以後の学習実績は[図27]のとおりであるが、婦人の地位向上、社会参加など本区の婦人教育振興に大きな足跡を残しつつある。ところで、学習が深まるにつれ、より高度な学習内容となってきたため、昭和59年度から、婦人学級という名称を「婦人大学講座」と改めた。

[図27]婦人学級実績表[注釈18]

 また、新しい学習方法として、昭和55年度からテレビ利用による学習を始めたが、57年度以降テレビセミナーとして成人一般を対象とするものに発展した。
 委員会発足以来、7年を経過する中で、委員の交代もかなりの数にあがるが、ここで培った力を福祉関係、文化活動など、多方面にわたって発揮している人が多く、本区における婦人活動の指導者を育成するという役割も果たしている。
 
関連資料:【図表および統計資料】生涯学習 婦人大学・レディスセミナーテーマ一覧