■成人セミナー

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 社会生活に必要な知識技能について、少し深く、専門的に学習したいという希望が成人大学の参加者の中から強く出たため、テーマをしぼり、思考と討論を中心にして学習を深める、いわばセミナー形式の学習形態のものとして、昭和50年度から実施された[注釈19]。
 このような学習形態であるため、受講者も30名に限定し、講師も1人にしぼり、宿泊学習を加えるなど、従来にない新しい学習の形として注目を集めた。
 学習の足跡は[図28]のとおりであるが、その時どきの社会を反映したテーマがとりあげられていて、開設以来わずか10年ではあるが、社会の変化に対応したテーマ設定が図られてきた。なお、55年度から宿泊学習は受講者の負担が大きいため、とりやめられた。また、57年度からテレビセミナーを婦人学級から吸収した。

[図28]成人セミナー実績表[注釈20]

関連資料:【図表および統計資料】生涯学習 成人セミナー・生涯学習センター講座実績一覧