■郷土資料館の建設[図31]

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 文化財に対する区民の理解を深め、その保護と積極的な活用を図るため、郷土資料館が改築された三田図書館の4階に新築されたのは、昭和57年4月のことである。
 図書館の地下部分に設けられた収蔵庫を含めて、面積833平方メートルのコンパクトな資料館ではあるが、展示室収蔵庫は完全空調設備が整えられ、ハロンガスによる消火設備など資料保存に万全を期している。なお開館に先だち、社会教育課の組織が改められ、文化財係が誕生し、資料館の管理運営及び文化財関係の事業を所管することとなった。
 開館以来、常設展、特別展、企画展など[注釈21]を始めとして、文化財講座、文化財めぐり、夏休み学習会、講演会など、数多くの事業が実施され[図32][図33][図34][図35]、区民の文化財に対する理解を深めてきた。

[図31]郷土資料館内部


[図32]資料館(文化財)講座


[図33]講演会


[図34]刊行物


[図35]展示会