区では、「小学校入学前教育カリキュラム」の概要をまとめ、5歳児の全保護者向けに『(みなときっずなび)リーフレット』[図19]を作成・配布している。例えば、「学校までの通学路を親子で歩いてみましたか」「自分のカバンや荷物をきれいに整理できますか」「買い物など実体験をさせていますか」「地域の人と関わる機会を持たせていますか」など、家庭で大切にしてほしい取り組みを具体的に示している。
[図19] 保護者向けリーフレット
出典:『(みなときっずなび)リーフレット』平成27年
■3・4歳児保護者へのハンドブック配布
3・4歳児の保護者に向けて、写真やイラストを交えた『家庭で大切にしたいことハンドブック』[図20]も作成された。「小学校入学前教育カリキュラム」の「生活する力」「発見・考え・表現する力」「かかわる力」の三つの柱から、幼児期の子どもの育ちの姿を見通せるようになっている。
例えば、「あいさつ」を例に挙げると、「大人がモデルとなって、あいさつの心地よさを繰り返し知らせていきましょう」(3歳児)、「自然にあいさつが出てくる姿を認め、あいさつすることの大切さを繰り返し伝えましょう」(4歳児)といったことが記されている。
[図20] 保護者向けハンドブック
出典:『家庭で大切にしたいことハンドブック』平成29年
関連資料:【文書】幼児教育 みなときっず「育ちと学び」をつなぐ小学校入学前教育カリキュラム