■「道徳授業地区公開講座」
平成14年度(2002年度)から、区立の各小・中学校で主に保護者や地域の人を対象に実施している。道徳の授業を公開し、学校の道徳教育の方針、現状、課題などについて保護者や地域住民の理解を得ることを目的とし、公開授業後には講演会や意見交換会なども行っている。
■「特別の教科 道徳」の導入
道徳科の開始に伴い、港区でも教育委員会や各小・中学校では、道徳の教科化に対応するためのさまざまな準備が行われた。
平成28年(2016)には、教育委員会が各小・中学校道徳推進教師を対象に道徳教育推進教師連絡会という名称で研修会を組織し、以降、年1回の研修会を実施している。また、平成29年には、お台場学園港陽小学校・港陽中学校が「特別の教科 道徳の指導について」を主題とする校内研究を実施している。
道徳科がスタートした平成30年度からは、各学校の優れた授業事例を集めた「道徳実践事例集」を毎年度作成し、区立小・中学校全校での活用を開始した。