日本語学級

209 ~ 210 / 432ページ
 筓(こうがい)小学校に開設された「日本語学級」では、校内に特別教室を用意して担当教員を配置し、一人ひとりの児童の実態に配慮した時間割を設定した。児童は日本語や日本の生活習慣を学んだり、教科の指導を受けたりしている。開設当初は筓小学校の在校生を対象としていたが、平成6年度(1994年度)からは他校に在籍する児童も通級できることになった。また、開設時は1クラスでスタートしたが、平成15年度から2クラスの体制となった。
 筓小学校に在籍する児童は、通常のクラスに在籍し、必要に応じて日本語学級に通級する。他校に在籍する児童は、週1~2回程度、在籍校から通級する。また、通常クラスの児童との定期的な交流活動も実施している。

[図39] 筓小学校日本語学級時程表(他校通級の場合)
出典:『筓小学校・日本語学級案内』より作成

 平成30年度からは、新たに麻布小学校に1クラス、六本木中学校に2クラスの日本語学級が設置された。小学校の日本語学級には保護者の送迎が必要、中学校の日本語学級には保護者の送迎は不要となっている。
 令和元年度(2019年度)における各校の定員は、筓小学校で35人、麻布小学校で17人、六本木中学校で21人となっている。
 
関連資料:【図表および統計資料】教育行政 小学校 割合/児童数(国公私立)(公立のみ)
関連資料:【図表および統計資料】教育行政 中学校 割合/生徒数(国公私立)(公立のみ)
関連資料:【図表および統計資料】学校教育 日本語学級 学級数/児童・生徒数
関連資料:【学校教育関連施設】