理科教育の充実

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 平成17年度(2005年度)から区立小学校で開始した「理科教育支援事業」と類似の施策を、中学校教育でも平成24年度から開始した。第2節第2項(2)157ページを参照。
 平成24年度には、中学校理科巡回型研修と理科実技研修会を開始、翌年度には「中学生理科パワーアップ事業」を開始した。
 中学生理科パワーアップ事業では、理科の実験授業の質を高めるため、全区立中学校に中学校サイエンス・アドバイザー(中学校SA)を配置するほか、大学機関と連携し、専門性の高い「出前授業」を実施。初年度の予算額は約4千万円で、翌年度は5千万円に増額した。
 
■中学校理科巡回型研修
 第2節第2項(2)158ページを参照。
 
■理科実技研修会
 第2節第2項(2)159ページを参照。
 
■中学校サイエンス・アドバイザー
 中学校サイエンス・アドバイザーは、「中学校理科または高等学校理科の教員免許状の取得者・取得見込み者」「理科系大学院等に在籍し、自然科学等に関する高い知識及び技能を有する者」などから選考し委嘱する。主に、①観察・実験の計画段階からの教員支援、②観察・実験の準備、片づけ、③理科教育環境の整備、などの業務に従事している。第2節第2項(2)157ページを参照。
 
関連資料:【図表および統計資料】学校教育 中学校サイエンス・アドバイザー 配置日数と時間