教育機器の利用

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 平成期には昭和期に引き続き、各小・中学校で教育機器が盛んに利用された。『港区の教育』や『指導室・教育センター要覧』の記録によると、平成前期には16ミリ映写機、VTR、ビデオカメラ、OHP、スライドプロジェクター、ビデオプロジェクターなどが、教育センター視聴覚ライブラリーから各小・中学校に貸し出されている。平成5年(1993)には液晶プロジェクターとビデオタイトラー(ビデオ編集機器)が加わり、平成14年にはLDプレーヤーが、平成17年にはDVDプレーヤーが加わっている。さらに平成27年からはノート型パソコンの貸出が盛んになっている。
 教育センターは、昭和後期から小・中学校の教員を対象に視聴覚実技夏季講習会を実施し、「VTR機器の基礎的撮影技法」や「編集機器操作」を指導していたが、平成8年を最後に夏季講習会は終了した。