指導要録の改訂と学習評価

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 概要や各年度ごとの改訂の経緯は第2節第3項(4)214ページの記述を参照。
 
■平成3年 指導要録改訂
 改訂した中学校の指導要録では、観点別学習状況の評価の観点のうち、各教科に共通する教科への「関心・態度」を「関心・意欲・態度」へと変更し、評価で生徒の「意欲」を重視することとした[図12][図13]。

[図12] 平成3年改訂前の指導要録
※港区教育委員会事務局作成


[図13] 平成3年改訂後の指導要録
※港区教育委員会事務局作成

 
■平成12年 指導要録改訂
 改訂した要録には新たに教科となった「総合的な学習の時間の記録」も加わった。評価の観点は「課題設定の能力」「問題解決の能力」「学習活動への関心・意欲・態度」「学習活動にかかわる技能・表現」の4点とした。
 
■平成22年 指導要録改訂
 改訂した要録では、表現力を重視し、各教科の評価の観点に加えた。社会で観点の一つを「社会的な思考・判断」から「社会的な思考・判断・表現」に、理科で「科学的な思考」を「科学的な思考・表現」に変更した。
 
■平成30年 指導要録改訂
 改訂の経緯は第2節第3項(4)221ページを参照。