都立青山特別支援学校

416 ~ 417 / 432ページ
 東京都教育委員会が策定した「東京都特別支援教育推進計画第二次実施計画」によって設置されることとなり、平成26年(2014)4月に都立港特別支援学校から小学部・中学部課程が分離する形で、都立青山特別支援学校として開校した。同年7月に南青山2丁目に校舎が完成し、8月に移転、11月に開校・落成記念式典を挙行した。校舎の他、体育館、校庭、テラス、プールも設置。「小学部からキャリア教育を推進し、児童・生徒一人ひとりの自立と社会参加を目指して、基盤となる力を育てる」ことを目指す。教育目標は次の通りである。
 児童・生徒一人一人の人権を尊重し、個々の障害の特性に応じた教育を推進するとともに、豊かな人間性や社会性を育み、自立し社会参加できる児童・生徒を育成する。
  ①健康で豊かな心と体を育てる
  ②コミュニケーションの基礎的能力を伸ばし、仲間を思いやり、ともに活動する力を育てる
  ③社会生活に必要な基礎的知識・技能を培い、働く意欲や態度を育てる
 
 都立青山特別支援学校の校訓は次の通りである。
 「小さな一歩の継続 ─経験の積み重ねが、自信に変わる─」
  一つひとつのことに、丁寧に、確実に、こつこつと、粘り強く取り組む力を育てます。
 
 児童・生徒の在籍数は、開校した平成26年度は、小学部16学級54人、中学部9学級38人、合計25学級92人であった。令和元年度(2019年度)は、小学部95人、中学部33人の計128人(29学級)と増加している。
 
関連資料:【学校教育関連施設】