国立大学をめぐる状況

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 昭和60年(1985)に港区内にある国立大学は1校、国立大学附属高等学校は1校であったが、その後、平成17年(2005)に政策研究大学院大学が区内に移転した。
 平成期における国立大学をめぐる大きな動きとして、国立大学の法人化がある。国立大学はもともと文部省(平成13年以降は文部科学省)の組織の一部であったが、平成15年に制定された「国立大学法人法」によって、平成16年度から文部科学省から独立した組織となった。法人化以降の国立大学は学長や役員会の権限が強化され、大学内の学部や人員の構成などの経営的事項については、学長や役員会など各大学執行部が決めるようになった。
 なお、以下でいう定員とは、基本的に港区内にキャンパスを持つ学部・学科に限った収容定員とし、必ずしも全学の定員を指していない。
 
関連資料:【学校教育関連施設】