区内の国立大学としては東京水産大学があったが、平成15年(2003)10月に江東区にあった東京商船大学と統合し、新しく海洋科学部、海洋工学部からなる東京海洋大学が設置された。平成29年4月には海洋資源環境学部が新たに設置され、海洋科学部を海洋生命科学部に改称した。日本で唯一の「海に関する総合大学」として、海洋に関する総合的な知識と技術の教授に力を入れている。令和元年度(2019年度)現在、学部は3学部8学科、1研究科の大学院、水産専攻科と乗船実習科によって構成されており、全学部定員は1760人、うち品川キャンパスで1100人である。
地域との連携としては、海の日記念行事として大学の一般公開、港区立港郷土資料館(平成30年11月から「港区立郷土歴史館」に改称)との夏休み学習会の開催、港南チャリティスポーツフェスタでのグラウンド貸し出しなどが挙げられる。
関連資料:【学校教育関連施設】