明治19年(1886)に発足した東京商業学校(一橋大学の前身)に附設された商工徒弟講習所(本科の前身)と明治32年に設置された東京工業学校附設工業教員養成所の附属工業補習学校(専攻科の前身)が幾多の変遷を経て、昭和26年(1951)に合体して東京工業大学附属工業高等学校となった。日本で唯一の国立の工業高等学校である。平成17年(2005)に東京工業大学附属科学技術高等学校に改組され、本科の分野が大幅に増加した。平成22年に改組により専攻科が終了し、その役割を社会人教育院に引き継いだ。令和元年度(2019年度)の定員は600人である。
地域との連携としては、芝浦こども祭りへの参加や芝浦小学校への出前授業の実施、科学部と区内児童館の交流などさまざまな取り組みを行っている。
なお、平成15年4月、敷地内に「キャンパス・イノベーションセンター」が開設された。この施設には、東京工業大学環境・社会理工学院の一部の課程が入り、大学院教育・研究が行われている他、全国の各大学がサテライトオフィスを設置している。
関連資料:【学校教育関連施設】