日本で最初の私立医学専門学校である。明治14年(1881)に設立された成医会講習所に始まり、私立東京慈恵医院医学専門学校を経て大正10年(1921)に財団法人東京慈恵会医科大学となった。戦後の新学制への移行に伴い、昭和26年(1951)に現在の学校法人慈恵大学となる。平成期には、平成4年(1992)に医学部看護学科の新設、平成21年に大学院医学研究科看護学専攻修士課程の新設が行われ、平成31年には博士後期課程も開設された。令和元年度(2019年度)では、1学部2学科1研究科で構成されており、定員は学部で900人、大学院で293人である。
御成門中学校および御成門小学校との連携を積極的に行っており、「がん教育」の出張授業や心肺蘇生の講習会などを実施してきた。また、地域と連携し、医学・看護学の生涯学習の機会を地域医療者向けと一般市民向けにそれぞれ無料で提供している。
関連資料:【文書】私立・諸学校 東京慈恵会医科大学
関連資料:【学校教育関連施設】