文久3年(1863)に開設したヘボン塾を淵源とする。明治19年(1886)に東京一致神学校、東京一致英和学校、英和予備校が合併して、明治学院と改称。翌年、白金に移転した。戦後の昭和24年(1949)に明治学院大学の設置が認可され、文経学部第一部と第二部が開設された。その後、学部学科が増え、大学院も設置された。平成期には心理学部(平成16年)を開設した。大学院では平成元年(1989)に経済学研究科博士課程、平成2年に国際学研究科修士課程、平成4年に同博士後期課程を開設している。平成16年には心理学研究科修士課程および法務職研究科、平成19年には心理学研究科博士後期課程、平成27年には法と経営学研究科を開設している。しかし、法務職研究科は平成29年に廃止された。令和元年度(2019年度)では、大学院で7研究科12専攻、学部で6学部16学科の構成となっている。また、定員は学部で1万1480人(うち白金キャンパス・高輪校舎含む5010人)、大学院では332人(うち白金キャンパス・高輪校舎含む306人)である。
区との連携事業を数多く実施しており、例えば高齢者の世代の知識や経験を地域に生かすことを目的として、平成19年よりチャレンジコミュニティ大学を実施している。また、港区教育委員会教育指導課と連携して港区公立学校の教員研修を実施する、港区教員研修大学講座を行っている。教員研修では「特別支援教育分野」と「教育相談分野」の講義を担当している。
関連資料:【文書】私立・諸学校 明治学院
関連資料:【学校教育関連施設】