■正則高等学校

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 明治22年(1889)、官立上級学校入試のための知識の伝授のみをすべてとする学校教育への批判から設立された。当時の予備校のような学校教育を「変則」とし、そこに対して人間として広がりのある「正則」な教育をする必要性を訴えた。これが建学の精神となり、大正デモクラシーの中で「学校の家庭化・社会化・世界化」として発展していった。「本来の学校らしさ」を求めた教育内容を実施している。学級は学力や成績による振り分けをせずに編制し、学級活動が盛んに行われている。平成12年(2000)、男子校から共学校になった。令和元年度(2019年度)の定員は1080人となっている。
 
関連資料:【文書】私立・諸学校 正則予備校付属尋常小学校
関連資料:【学校教育関連施設】