小学校教員の年齢別構成の推移(平成18~30年度)を見ると、20~40歳の占める割合が高くなり、平成25年度以降は31~35歳が全体の約2割と、他の区分に比して最も高くなる。また平成28年度には31~50歳が全体の約6割弱に達している[図5]。
中学校教員の年齢別構成の推移(平成18~30年度)については、20歳代前半の伸び率が高く、平成29年度時点では26~30歳の教員が占める割合が全体の2割と最も高い。また、平成18年度に全体の約4分の1と最も多い年齢構成だった46~50歳の教員は、平成30年度には7・5パーセントまでに縮小している[図6]。
なお、平成13年4月より、定年退職した地方公務員を最長65歳まで再雇用する再任用制度が導入された。再任用制度により再雇用された教員、すなわち年齢別構成のうち61~65歳の教員は、小・中学校ともに、平成22年度から区の統計に含められるようになった。
[図1] 5年ごとの人口・世帯数
出典:「住民基本台帳」より作成
[図2] 人口に占める区立幼稚園園児、小・中学校の児童・生徒割合と人口の変化
出典:「住民基本台帳」、『港区の教育』平成30年度版、令和元年度版より作成
[図3] 幼稚園・小学校・中学校の教員数と人口の変化
出典:「住民基本台帳」、『港区の教育』各年度版より作成
*各年5月1日現在
*平成25年より外国人住民も適用対象
*園長、主任、校長、副校長、教諭、養護教諭、休職・休業者を含む
*小・中学校の平成7年までの養護教員数は不明のため含めず
[図4] 幼稚園教員年齢構成
※港区教育委員会事務局作成
[図5] 小学校教員年齢構成
※港区教育委員会事務局作成
[図6] 中学校教員年齢構成
※港区教育委員会事務局作成