こうした傾向になる背景には、東京都公立学校教員の定期異動実施要綱の中で、教員の通勤時間は、120分を上限として、おおむね60~90分までを標準とすると定められており、東京都教育委員会は、自宅から勤務校までの通勤時間を考慮して、配置する区市町村を決めているためである。
[図10] 小学校教員の通勤時間割合
※港区教育委員会事務局作成
*調査対象は、校長、副校長を除く常勤の教員
[図11] 中学校教員の通勤時間割合
※港区教育委員会事務局作成
■通勤時間別構成
*調査対象は、校長、副校長を除く常勤の教員