■通勤時間別構成

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 教員の通勤時間は、小学校・中学校ともに平成18年度(2006年度)からの13年間を通して、31~60分の通勤時間が最も多く、121分以上の通勤時間を要するものは小学校の平成22年度の1人(316人中)を除き、いずれも0人であった([図10]、[図11])。
 こうした傾向になる背景には、東京都公立学校教員の定期異動実施要綱の中で、教員の通勤時間は、120分を上限として、おおむね60~90分までを標準とすると定められており、東京都教育委員会は、自宅から勤務校までの通勤時間を考慮して、配置する区市町村を決めているためである。

[図10] 小学校教員の通勤時間割合
※港区教育委員会事務局作成

 

*調査対象は、校長、副校長を除く常勤の教員



[図11] 中学校教員の通勤時間割合
※港区教育委員会事務局作成