港区の幼稚園および小・中学校には、帰国児童・生徒や外国人児童・生徒が多く在籍している。そうした多様な背景を持つ児童・生徒の能力や特性を伸ばしながら、より充実した教育を進めるために、教員がさまざまな国の教育や、その国の生活について理解を深めることが必要であることから、昭和48年(1973)に港区教員等海外派遣が始まった。
この港区教員等海外派遣は、諸外国の教育・文化・社会などを視察し、国際的な視野で見識を深めることを目指して実施してきたが、事業の見直しにより平成8年度(1996年度)のノルウェー、スイス研修を最後に廃止された(※24)。
関連資料:【文書】教職員 <参考>教員等海外派遣