心のケア体制の充実

161 ~ 162 / 396ページ
■スクールカウンセラーの配置
 平成17年度(2005年度)から、区内の各小・中学校に週1日以上(幼稚園は月に2日)スクールカウンセラーを配置している。子どもたちの悩みや不安などの解消や、いじめの早期発見・未然防止に向けて、必要な心理的支援や教職員、保護者に対する指導・助言を行う。
 
■スクールソーシャルワーカー
 平成23年度(2011年度)から、学校からの要請に応じてスクールソーシャルワーカーを派遣し、教育と福祉の両面から、不登校や虐待などの問題解決を図っている。問題を抱える児童・生徒が置かれた環境の改善に向けた働きかけや、関係機関とのネットワークの構築、連携・調整、学校内におけるチーム体制の構築・支援、保護者、教職員、スクールカウンセラーらに対する支援・相談・情報提供などを行っている。平成30年度の実績派遣件数は425件(30分を1件とする)であった。
 
■関係施設との連携、協力
 スクールカウンセラーおよびスクールソーシャルワーカーが支援・助言などを行う事例については、本人および保護者の了解を得た上で、必要な場合には子ども家庭支援センター、適応指導教室、東京都教育相談センターなど、関係機関を適宜紹介している。
 
関連資料:【図表および統計資料】学校教育 スクールカウンセラー配置日数
関連資料:【図表および統計資料】学校教育 スクールソーシャルワーカー派遣件数