■教育相談

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 研修部門が実施している教育相談関連としては、①電話教育相談、②学校支援事業、③教育アドバイザー事業、④教育相談研修会、⑤幼稚園巡回相談などがある。
 ①電話教育相談は、研究相談員と幼児教育調査指導員が担当する。平成28年(2016)4月より、電話相談は委託で行い、平日午後7時までの時間延長・土曜日も実施している。相談者の希望があれば面接相談にも応じる。必要に応じて他の相談機関や医療機関と連携している。
 ②学校支援事業は区立学校における学校経営や学級経営上の課題について、学校や指導主事からの要請に基づき、学校訪問、授業観察などを行い課題解決のための助言などを行う。
 ③教育アドバイザー事業は、新規採用教員を中心とした若手教員を対象として、教育アドバイザーを派遣している。教員が抱えるさまざまな悩みや課題に対して支援・助言を行い、教育専門職としての成長と自己実現を目指す。昭和26年(1951)から実施しており、平成29年度は研究相談員3人、幼児教育調査指導員1人で実施している。
 ④教育相談研修会は、区立学校・幼稚園教員を対象に、教育相談の理論、幼児・児童・生徒の理解の方法について研修を行っている。研究相談員2人が担当し、専門分野の外部講師による講義および指導が行われる。年間8回教育センターで開催し、本研修終了後に修了証を交付する。
 ⑤幼稚園巡回相談は、区立幼稚園の抱える教育相談の課題について幼児教育調査指導員が幼稚園を訪問し、教育相談員と連携を取りながら支援を行う。