■誘導員の配置

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 誘導員は、かつて学童養護職員の名称で呼ばれ、区では昭和30年(1955)11月に配置された。その役割は、都市交通が激しくなる中で児童の登下校の交通安全を図るために、通学路の要所要所に立ち、旗と笛により誘導する職務であった。
 平成11年度(1999年度)には、学童養護職は用務職へ統合され、登下校誘導業務は用務職が担っていた。再任用・再雇用職員(週4日勤務)の増加という職員構成上の変化や土曜日授業の実施に伴う週休日の振替などにより、当時の体制では、用務職が校内での作業を行いつつ、校外での誘導業務を担うことに支障が生じ始めていた。
 こうしたことから、学校の土曜日授業が月2回実施となったことを契機に、平成23年度から登下校誘導業務を公益社団法人港区シルバー人材センターに委託し、児童の安全・安心の確保をさらに充実させた。
 平成30年度現在、誘導員による誘導箇所数は、合計50カ所である。