平成30年(2018)3月の「港区生涯学習推進計画」(平成30~32年度)では、学習環境の充実と、学習した成果を発揮できる循環システムを構築するために、区は企業・NPO等との連携を強化することになった。
この計画では、計画遂行のために、NPO等が「様々な価値観に基づき、地域の学習資源を活用しながら、地域課題の解決に向けて、教育事業をはじめ多様な公共活動を展開する」ことに意識的・主体的に取り組むことを期待するとした。また、平成30年度(2018年度)に新規事業として「企業・NPO等連携事業」を立ち上げ、港区ならではの多様な学習資源を生かしながら、区民が生涯を通じて学習をしたり、学習した成果を生かすために、企業およびNPOと連携した講座を展開することが盛り込まれた(※24)。
社会教育施設の一つである区立図書館を中心に進める事業については、平成30年3月に「港区子ども読書推進計画」(平成30~32年度)が示された。ボランティア・グループやNPOとの連携を強めることや、民間企業および大学との連携による多様な講座や体験的な学習の場を提供することが重点事業として位置づけられた(※25)。
関連資料:【文書】教育行政 港区生涯学習推進計画[平成30年3月刊]