■スポーツ施設の指定管理者制度について

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 公の施設の管理・運営は、これまで地方公共団体やその出資法人等に限って委託できることとされていたが、平成15年(2003)6月の地方自治法改正により、広く民間事業者等を含め、地方公共団体が議会の議決を経て指定する「指定管理者」に包括的に代行させる指定管理者制度として導入された(地方自治法第244条の2第3項)。
 指定管理者制度とは、公の施設の運営・管理を民間事業者等に包括的に代行させることができる制度である。民間事業者が持つノウハウやアイデアを活用することで、多様化する区民ニーズについて、迅速かつ柔軟なサービスの提供が期待できる。港区でも平成18年4月から、指定管理者制度を導入した。
 指定管理者制度が導入された施設は、[図35]の10カ所である(平成30年3月現在)。
 その後、愛宕弓道場は平成31年1月に閉鎖された。平成31年4月現在の区内施設の指定管理者は株式会社ピーウォッシュ・アシックスジャパン・東急コミュニティー共同事業体となっている。

[図35] 指定管理者制度が導入されたスポーツ施設
出典:『港区スポーツ推進計画』平成24~29年度

関連資料:【学校教育関連施設】