高齢者を対象としたスポーツ活動促進事業の主なものは、先述した各種の地域スポーツクラブであり、高齢者が気軽に参加できるさまざまな種目のスポーツが行われている。これらの一部は、生涯学習推進課と高齢者福祉課、総合支所などの連携のもとで進められ、60歳以上の区民を対象に、区内の各いきいきプラザで卓球、ウォーキング、ボッチャなど多彩な教室が開催されている。また、年1回、いきいきプラザなどの利用者がスポーツセンターに集い、それぞれの体力に応じたスポーツやゲーム、体操などを楽しみ、親睦を図っている。
高齢者のスポーツ活動の促進は、レクリエーションやコミュニケーションと同時に、スポーツを通じた健康づくり、体力の維持を目的にしたものでもある。介護予防としてのスポーツに関しては、主として高齢者福祉課が中心となって進めている。区オリジナルの介護予防体操(みんなといきいき体操)を介護予防総合センターやいきいきプラザなどで実施して普及を図るとともに、区民へのDVDの貸出を行っている。