凡例

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・本巻は、『港区教育史』(くらしと教育編)として、明治期~平成期を対象に14本のテーマを設定し、全編とも新たに執筆した。
・本文の記述は基本的に、常用漢字、現代仮名遣いを用いた。ただし、人名・地名などの固有名詞や特に必要と認められるものについてはその限りではない。
・引用箇所の記述に関しては、原文の通り歴史的仮名遣いとした。ただし、旧字や異体字は新字に変更し、変体仮名は新仮名に変更した。濁点や句読点は適宜補った。句読点の不明瞭なものは読みやすさを優先して加筆修正した。その他、長文の漢字片仮名交じり文など、読みづらい場合は適宜平仮名に変更した。また、全文片仮名書きの場合、名詞、動詞など読みやすさを考慮すべきものは適宜漢字に変更した。
・人名・地名・専門用語など読み方が難しいと思われる漢字には、適宜ルビを付した。
・年号は基本的に和暦を用い、適宜( )内に西暦を付した。なお、明治5年以前は旧暦によっている。
・人名の敬称は省略した。
・数字は、基本的に算用数字を用いた。
・本文中に脚注を付し、各章の末尾に説明を配した。
・本文の記述に当たって用いた主な参考文献については、巻末に一覧を掲載した。
・執筆者一覧は巻末に付した。
・図(写真を含む)および表は、章ごとに一括して「図」と表記して通し番号を付し、適宜関連する本文箇所に対応する番号を示した。
・現存の学校は、一部の例外を除き、教育基本法上の学校を掲載した。
・学校名は、原則として現在の名称で記し、統廃合された学校名は、統廃合時の名称で記した。区立の学校は「港区立」の表記を省略した。
・本文および引用文の中には差別に関わる歴史的用語や事象が含まれている場合があるが、これは史実に基づいた客観的な歴史理解に資するためにそのまま使用したものであり、これらの差別を容認するものではない。
・港区は、昭和22年に芝区・麻布区・赤坂区が統合して誕生した。そのため、統合以前の港区地域の記述については芝区・麻布区・赤坂区の旧区名が記載された史料を用いることがある。
・索引は、港区に関係する国・公・私立の学校・幼稚園・保育園と生涯学習諸施設などの施設名称を対象とした。