[図3―6]は不就学者の数を示したものである。明治32年度分以前は尋常小学科半途退学者と未就学者の数、明治33年度分以降は猶予者と免除者の数の合計値である。統計上の不就学者の数は全体として大きく減少しており、明治40年度分では、芝区で446人、麻布区で122人、赤坂区で88人、市部合計で1884人となる。
[図3-6] 不就学者数(理由別)
年報では、明治32年度分以前は尋常小学校半途退学者と未就学者、明治33年度分以降は猶予者と免除者を不就学者としている。
出典:各年度分の東京府学事年報から作成