教職員への手当支給

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後援会やPTAから、学校の教職員に手当を支給していたことはしばしば指摘される事実である。桜田小学校のPTAの資料が残されている(20)。昭和19年7月に、教員、小使(ママ)、校医などに「中元」「特別手当」「代教手当」を支給した金額の計算がある。PTAになってからも含めて、昭和22年以降、「中元」「御歳暮」等として年2回の手当を支給し、また月ごとに「研究費」を支給している。「研究費」は「参考図書購入費」と変わって昭和29年度まで記録がある。年2回の手当は昭和37年12月まで記録が見られる。