港区年少年齢人口推計
・港区の年少人口は、今後3年間の推計では0~2歳層の0.5%減を除いた各年齢層で増加が推計されています。3~5歳層では17.8%増、小学校就学年齢の6~11歳層8.4%、中学校就学年齢12~14歳で0.9%増と推計されています。
基本計画年度の今後6年間では、0~2歳層14.3%減、3~5歳層30.2%増、6~11歳層28.6%増、12~14歳層9.3%増で、0~2歳層では平成23年から減に転じ、3~5歳層では平成25年がピークで以降減に転じます。
今後10年間では、0~2歳層17.0%減、3~5歳層11.7%増、6~11歳層50.4%増、12~14歳層で30.5%増となります。
今後6年間では主に就学前幼児教育、保育サービスが必要とされ、今後10年間では、小学校、中学校教育の大幅な需要増が見込まれるという推計になっています。
次に地区別に見ると、12~14歳層の中学校就学年齢層についてすべての地域で今後10年間増加が推計されます。
芝地区年少人口推計
・芝地区は今後10年を概観した場合、0~2歳層を除く層すべてで増加が推計されます。特に伸びが著しいのは6~11歳層で今後3年間で6.6%増、6年間で25.3%増、10年間では65.2%増と大幅増が推計されています。
麻布地区年少人口推計
・麻布地区は、今後10年間を概観した場合、0~2歳層、3~5歳層では平成27年で減に転じますが、6~11歳層、12~14歳層は増加が推計されます。特に、6~11歳層は、今後3年間で6.8%増、6年間で25.9%増、10年間で47.8%増が見込まれています。
赤坂地区年少人口推計
・赤坂地区は、0~2歳層が10年間推計では平成21年比18.7%減になるほか、3~5歳層が平成25年に減に転じますが、6~11歳層、12~14歳層では増加が推計されています。
特に、6~11歳層では、今後3年間で8.4%増、6年間で30.3%増、10年間で56.1%増が見込まれています。
高輪地区年少人口推計
・高輪地区では、今後10年間推計では0~2歳層が17.0%減になり、3~5歳層では平成26年に減に転じますが、6~11歳層、12~14歳層は増が推計されます。
特に、6~11歳層では、今後3年間で4.7%増、6年間で21.8%増、10年間で42.0%増が見込まれています。
芝浦港南地区年少人口推計
・芝浦港南地区では、今後10年間推計では、0~2歳層が42.5%減、3~5歳層で20.8%減と低年齢層の急激な減少を示す推計となっています。しかし、6~11歳層は平成29年に減に転じていますが、今後3年間で、15.2%、6年間で40.1%増、頂点に達する平成28年で60.4%増とここしばらくは高い伸びが推計されています。