子どもたちの心の育ちを支援します

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◆概要
 子どもたちの豊かで健全な心をはぐくみ、優しくたくましく生きる力を養うために、教育相談等の体制を整備するとともに、適応指導、いじめ予防のための取組み等の充実に努めます。
 
1 スクールカウンセリングの充実
 子どもたちの悩みや不安などの解決のために必要な心理的援助や教職員、保護者に対する指導助言を行い幼稚園、小・中学校における教育相談体制の充実を図ります。
 
2 教育相談の充実
 区内在住または区内幼稚園、学校に在籍する幼児、児童、生徒等に関する教育相談を実施するとともに、学校教育相談活動の拡充を図り、幼児、児童、生徒の健全な育成を目指します。
 
3 生活指導の充実
 いじめ問題、暴力行為、薬物乱用、性の逸脱行為、携帯電話による多種多様なトラブル等、最近の子どもたちのさまざまな問題行動を克服するために、生命を大切にする、社会のルールを身に付け思いやりの心をもつ、自律心を養い社会へ貢献する、健康を保持増進し体力を高めることを基本として、組織的に対応を図り、生活指導の充実に努めます。
 
4 適応指導教室(つばさ教室)の充実
 心理的要因等により長期間登校できない児童生徒に対し、状況に応じた適切な相談、指導及び援助を行い学校復帰を図ります。適応指導教室(「つばさ教室」)に専属のカウンセラーを配置するとともに、教育センターとの連携を強化し、学校復帰への支援環境を充実します。
 
5 不登校児童生徒への支援
 長期にわたり学校を欠席している児童・生徒、不登校気味の児童・生徒への支援体制の充実に向け、保護者や教員を対象として講演会を実施する等、集団生活を通して自信と希望の心をはぐくむことを目的とした宿泊体験活動を実施します。
 
6 いじめ等問題行動の予防のための取組み
 現状の虐待、いじめ、暴力行為、不登校といったさまざまな健全育成上の課題を解決するために、警察署、保護司、民生・児童委員をはじめとした児童福祉関係機関、児童相談所、保健所、さらに健全育成関係団体などと連携を図り、児童・生徒に対して関係者が情報連携の下に、当該児童・生徒のサポート会議を開くなど、それぞれの役割を遂行する行動連携を図ります。