区は平成18年度から「国際人育成を目指す教育特区」に基づき、小学校からの英語教育を展開し、国際理解を深めるとともにコミュニケーション能力を伸ばす教育を先駆的に実践してきました。
一方で、区内には、外国人の子どもたちが多く通うインターナショナルスクールや国際色豊かな外国系大学があり、こうした教育機関との交流の実績を重ねてきた区立学校もあります。
日本の伝統文化を理解するとともに、異文化を尊重し、世界の人々と共生することができる、国際都市港区にふさわしい真の国際人育成に努めます。
1 国際人育成の推進
区立小学校では英語教育を行う国際科を、中学校では英語科国際を実施し、国際コミュニケーション能力の育成を推進します。
2 小中学生海外派遣の実施
外国の自然、文化及び社会に触れるなどホームステイや現地の学校への体験入学を通して、国際理解と国際感覚の基礎を培い、コミュニケーション能力を身に付けさせます。
3 国際理解教育の充実
区内にあるテンプル大学との連携事業で、世界各国から留学している学生が講師となり異文化体験授業を実施し、国際理解教育を進めています。
4 インターナショナルスクールとの教育交流の充実
近隣校において、日常的な交流を進めています。外国人講師とダンスやスポーツ、歌や工作などを行うクラブに多数の小学生が参加しています。