■生涯学習

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 「生涯教育」という考え方は、1965(昭和40)年にユネスコ(国連の教育科学文化機関)第3回成人教育推進国際委員会における生涯教育局長ポール・ラングランが、「生涯教育」の必要性を基調報告したことから始まりました。
 我が国では、すでに教育基本法や社会教育法によって社会教育を奨励するためのさまざまな施策が講じられていましたが、昭和42年、波多野完治氏がラングランの論文を日本語に訳して紹介し、「生涯教育」という概念が形成されたことで、「生涯教育」ないし「生涯学習」という用語が広く定着しました。
 港区では、「いつでも、だれでも、どこでも、いつからでも」の視点をもとに、人々のライフステージにあわせた多様な事業を行い、生涯学習施策の充実を図り、今日に至っています。