➢施策の概要
命を大切にする心、ものを大切にする心を育てることは、自分自身を大切にすることにつながります。
学校・家庭・地域社会の連携を図りながら、多様な体験活動を展開することにより、自他を大切にする心をはぐくみます。豊かな人間性を育てる教育を推進して、いじめをなくし、一人ひとりがかけがえのない存在であることを相互に理解し合うことができることをめざします。
①生命尊重の教育の推進
生命の尊さを理解し、かけがえのない自他の生命を尊重する態度をはぐくむために、道徳や特別活動を中心に学校教育全体を通して生命尊重の教育を推進します。
②道徳教育の推進
学校・家庭・地域社会の連携による道徳授業地区公開講座の充実を図るなど、幼稚園、小・中学校における道徳教育を推進します。
③読書活動の推進
各小・中学校にリーディングアドバイザリースタッフを配置し、児童・生徒の読書活動を推進するとともに、学習情報センターとしての学校図書館の環境整備を通して学習活動を支援します。
④地域における体験的な活動の推進
幼児・児童・生徒の豊かな人間性や社会性をはぐくむため、地域の高齢者との交流や地域奉仕活動など、様々な体験的な活動を推進します。
⑤宿泊体験活動の充実
校外施設や民間施設を利用した移動教室や夏季学園等において、自然と触れあい、文化と親しむ体験・学習を重視するなど、集団の宿泊生活を通して健康で心豊かな人間として育つよう体験活動を充実させます。
⑥音楽鑑賞教室の実施
児童・生徒が専門性の高い演奏家による演奏を鑑賞する機会を通して、音楽を聴いて感動する体験を大切にするなど、音楽を愛好する心情・態度を養います。
⑦観劇教室の実施
劇場等において質の高い舞台芸術を鑑賞する機会を通して、幼児・児童・生徒が美しいものや優れたものに触れることにより感性を養うとともに、豊かな情操をはぐくみます。