(9)国際理解教育を推進します

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➢施策の概要
 港区では、平成18年度から全国に先駆けて展開している小学校からの英語教育をさらに充実させ、コミュニケーション能力を伸ばすほか、インターナショナルスクールや国際色豊かな外国系大学との交流を行うなど、特色ある国際理解教育を推進しています。
 あわせて、我が国の伝統や文化の理解を図るとともに、世界の多様な文化を尊重する態度や資質をはぐくみ、世界の人々と共生することができる、真の国際人の育成に努めます。
 
①国際科・英語科国際の充実
 小学校では「国際科」として、外国語活動を全学年で週2回実施するとともに、中学校では「英語科国際」を通常の英語科の時間に1時間加えて実施します。義務教育9年間を通して英語によるコミュニケーション能力の向上に向けた取組を推進します。
 
②小中学生海外派遣の充実
 海外派遣において、現地の学校への体験入学やホームステイを通して、外国の自然や文化等に触れるとともに、コミュニケーション能力の向上に向けた研修を充実させ、世界で活躍する真の国際人に向けた資質・能力を培います。
 
③国際理解教育の充実
 テンプル大学日本校との連携事業において、世界各国から留学している学生が講師となって小・中学校に出向き、異文化体験授業を実施するなど、国際理解教育を推進します。
 
④国際理解教育重点校によるインターナショナルスクール等との交流の推進
 国際理解教育重点校を指定し、インターナショナルスクールや大使館等との交流を進めることで、国際交流事業の推進を強化します。