(10)国際化に対応した教育を推進します

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➢施策の概要
 港区には、人口の一割を超える外国人が居住し、多くの外国人児童・生徒が区立の小・中学校に在籍しているという現状を踏まえ、外国人児童・生徒に対する教育をより一層充実させます。
 海外からの帰国児童・生徒や外国人児童・生徒に対して、日本語を習得することにより日本の生活や授業に適応できるよう、日本語適応指導や日本語学級による教育を行います。また、外国人児童の教育機会の多様化を図るとともに、外国人と日本人が共に学び、共に高め合うことをめざした、国際学級を設置します。
 
①日本語適応指導の充実
 帰国児童・生徒や外国人児童・生徒が、日本の生活に適応し、日本語による学習についていけるようにするために、日本語適応指導員を配置します。
 
②日本語学級の設置
 外国籍の児童や海外からの帰国児童など日本語能力の不十分な児童に対し、日本語の習得を目的とする授業を行うことにより通常の教科についての学習理解や生活習慣の習得を容易にするため、通級制の日本語学級を設置していきます。
 
③国際学級における教育の推進
 外国人児童に対する教育の機会を提供するとともに、外国人、日本人双方の児童にとって国際理解教育となるよう、一部教科について英語を使って授業を行う国際学級による教育を推進します。