図表3は、港区の地区区分である総合支所管内別の子どもの人口をあらわしたものです。区全体で、年代別の人口構成を見ると、乳幼児人口(0歳~5歳)、児童人口(6歳~12歳)、ヤングアダルト2人口(13歳~19歳)は、それぞれ11,604人、9,527人、10,929人となっています。これを、地区別3に見ると分布に違いがあることがわかります。
図表3.総合支所別の子どもの人口構成(平成23年4月1日現在)
まず、芝地区は、乳幼児、児童、ヤングアダルトの比率が23:18:60と、ヤングアダルト人口が相対的に多くなっています。麻布地区、赤坂地区、高輪地区のそれぞれの比率は区の平均値とほぼ同じです。芝浦港南地区は、乳幼児人口の割合が相対的に多く、ヤングアダルト人口の割合が少なくなっています。
2-2-1-2.外国人の子どもたち
図表4は、外国人の未成年者の地区別(総合支所管内別)人口をあらわしたものです。未成年者総数3,415人のうち、麻布地区に1,760人(港区全域の51.6%)が居住しており、この地域に外国人の子どもが多いことがわかります。
図表4.支所別外国人未成年者の年齢別人口分布(平成23年4月1日現在)
2 ヤングアダルト:主に中学生から高校生世代の年齢層を言います。
3 地区別:各総合支所の管轄地域は図表3に示したように、芝地区、麻布地区、赤坂地区、高輪地区、芝浦港南地区の5つに分かれています。