2-3-1.乳幼児

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―大人が大きな役割―
―保護者など家族への読書啓発・読み聞かせと長い間読み継がれている本の紹介―
 字が読めない乳幼児でも絵本を見て楽しそうな笑い声をだします。しかしやっと絵がわかるようになった乳幼児は、自分で図書館に行き本を借りることはできません。
 港区の幼稚園や保育園では園の行事等の機会を利用し、保護者への読書活動の啓発や、日々の園の生活の中で読み聞かせを実施しています。忙しさがある現代ですが家庭の中で、子どもに本の楽しさを伝えることができるのは子どもに最も身近な保護者です。
 保護者への読書の啓発、特に「読み聞かせ」の大切さと、長い間読み継がれている本や、子どもの安らぎ、楽しさ、明るさにつながる本の紹介に力をそそぐことが課題です。